パラッパラッパー(前)

 本日のお題からははずれますが、ニンテンドウ64が、やばい。先月、大きなニュースになりましたからご存じでしょうが、『ファイナルファンタジー』に続いて『ドラクエ』の最新作もソニーのプレステでの発売が決定。これでニンテンドウ64とプレステ、どちらのハードを買うか悩んでいた『ドラクエ』ファン(約三百万名)が一気にプレステに走ります。実際このところ、プレステは品切れの店が結構多いし、小さなゲーム屋ではソフトと抱き合わせでないとプレステを売らないところも出て来ています。そういえば昔、ハードの性能はいいのにシェアの差で敗れたベータというビデオがあったね。
 さて本題。
 「パッパラパー」。
 このソフトのタイトルは、もちろんそうではなく『パラッパラッパー』。けど、
 正直に告白しましょう。
 このタイトルを私は今も時々「パッパラパー」と言ってしまいます。
 そう言うとうなずいてくれる人は多いに違いない(と思いたい)。うなずく人は私と同じく「パッパラパー」という言葉を、日常言語として使用できる世代に属する。自慢してもしょーがないが。
 『パラッパラッパー』とはどんなゲームか?
 たぶん史上初のラップを素材としたもの。
 私はゲームをするとき、音声は最初に一通り聞いたあとは気が散るので切ることにしているんやけど、もちろん今回はそういうわけにはいかないのやね。ラップのリズムに耳を傾けよ! です。

1997/02/12



パラッパラッパー(後)

 昨年私がプレイしたゲームでベストワンをあげるとしたら、『スーパーマリオ64』であり、質が違うので比較のしようもなく『バイオハザード』やったのやけど、去年の暮れに発売された(プレイしたのは今年)このソフトに変更します。
 理由は「楽しい」の一言に尽きる。
 設定は、パラッパーという男の子がいて彼はサニーって女の子が好き。せやから彼女の前でええかっこうしたい。強くなるためにカンフー道場へ、運転免許を得るために教習場へ。
 ごっつう分かりやすいでしょ。
 で、例えばカンフー道場へ行くと、センセイは「まずその前にラップで訓練じゃ」とおっしゃって、ラップを刻むこととなる。
「え、ラップやて? そらかなん。わしにはとうてい無理や」と思うあなたにとても共感。私はシンコペーションすらやっとのリズム感しかありませんから(にもかかわらず学生時代、フォークソング同好会なんぞで歌っていたから、青春は怖い)。
 どのようにして刻むかといえば、コントローラーの各ボタンをセンセイの指導通りにすばやくリズム感を出して押すわけ。これが結構難しい。けど、アドリブすることもできるので、センセイの指導と少し違うリズムを刻んでもいいし、そうすると案外ほめられたりするんやね。嬉しい。
 自分もラップが上手なんやと、気持ちよく誤解できるゲームです。

1997/02/19