ごあいさつとお願い


 活動期間限定の児童文学評論を書く集まりとして、「児童文学評論UNIT2001」がスタートしました。
 2001年の夏、メンバーによる長編評論をまとめた論集を発行し、その秋に公開合評を行なう、というのが目的です。
 それまでの期間、隔月でこの通信を発行していきます。
 メンバーのほとんどは、昨年度「UNIT評論98」として集まった者ですが、今度は実質2年間をめどに、各人がまとまったものを書こうと考えています。また、「関英雄記念 評論・研究論文募集」(*)をきっかけに、神戸の目黒強さんにも、新しく参加していただくことになりました。
 *「日本児童文学」七―八月号で既報のと おり、奥山恵「二つの語り、その九〇年代 的《出口》を求めて」は入選、目黒強「共振というコミニュケーション問題」は佳作にそれぞれ選ばれました。
 読む人、あるいは書く人として、この活動にかかわってくださいますよう、お願い申し上げます。



読む人募集

 これからほぼ二年間、たぶん十二回の予定で発行する通信と、2001年夏の論集を読んでくださるよう、お願いいたします。
 今回は、「UNIT98」通信を読んでくださった方にお届けしております。今後もお読みいただける定期講読希望者には、郵送または手渡しで、これから出るすべての通信と論集をお届けします。
 活動終了までの購読料は、以下のいずれか一方で、一括してお支払いください。
・郵送の場合=八十円切手×十二枚 (あて先は、表紙に記した発行人まで)
・手渡しの場合=千円 (研究会などで、メンバーまで)


書く人募集

 今回はスタートメンバーの6人が、これから追究していきたい各人の問題関心、課題意識を書きました。今後は、それに沿った論文や、あるいは児童文学をめぐる時評などを載せていきます。
 2001年夏までに論文を書くことをめざし、通信に論文や時評を書いてくださる方も募集します。
 隔月で、通信の印刷作業と通信の合評を行います。首都圏在住者が多いため、会合は神楽坂周辺でおこないます。Eメールなどでの交流に限定されますが、遠方の方の参加も歓迎いたします。
 次の通信発行予定は十月ですので、それにむけて本号に掲載されているようなスタイルで、問題関心、課題意識を書いたものをお寄せください。

・本文は二十字×百五十〜百七十行まで
・タイトルと氏名を冒頭に
・小見出しは2行どりで
Eメール

 また、時評や単発論文限定での参加でもけっこうです。その場合も、字数などは前記に準じます。単発参加の方にも、掲載号の合評に参加していただければと思います。
 では、これからの二年間、どうかよろしくおつきあいくださいますよう。(文責・芹沢)