「逃亡」の発想−ビアトリクス・ポター

『われらの時代のピーター・パン』(上野瞭 晶文社 1978/12/20)

           
         
         
         
         
         
         
    


(1)Clifton Fadiman "Professionals and Confessionals : Dr. Seuss and Kenneth Grahame.": ONLY CONNECT:ed. by Egoff,Stubbs,and Ashley.: Oxford Univ. Press, 1969.

(2)『たのしい川べ』という書名は岩波書店版による。(The Wind in the Willows : by Kenneth Grahame.)グレアムの項は、Elizabeth Nesbitt "A Landmark in Fantasy" : A Critical History of Children's Literature,Part V : ed.by Meigs,Eaton,Nesbitt and Viguers.: Macmillan,1969.参照。

(3)『子どもの館』(福音館)一九七四年六月号「海外作家インタビューシリーズ・英国篇一○」参照。(なお、この項については The Pied Pipers : Interviews with the influential creators of Children's Literature : by J.Wintle and E.Fisher : Paddington Press,1974.の Richard Adams 参照)

(4)注(3)同書。訳文は、武田秀人・菅原恵子両氏による。

(5)注(1)記載 ONLY CONNECT の "Beatrix Potter" : by Graham Greene による。

(6)The journal of Beatrix Potter,from 1881 to 1897 : transcribed from her code writings by Leslie Linder : Frederick Warne & Co.Ltd.,1966.(以下、本文中のポターの日記の抜萃は、この中からの意訳である)

(7)一九七六年八月下旬、ロンドンへいった時、ポターの生家のある Bolton Garden までいってみた。二番地は、番地変更か何かでなくなっていた。確かこの辺というところには、図書館があった。そしてその隣に Beatrix Home という名札のでた建物があった。バンク・ホリディというので休日の日であった。道行く老人や子ども連れの夫人にたずねてみたが、誰もポターについて知らなかった。

(8)Elizabeth Nesbitt "Classics in Miniature"(注(2)同書載)

(9)A Happy Pair : by F.E.Weatherly を、仮りにそういう題名とする。

(10)The Who's Who of Children's Literature : compiled and ed. by Brian Doyl : Hugh Evelyn,1968.参照。

(11)注(10)同書参照。

テキストファイル化山地寿恵