図説 子どもの本・翻訳の歩み事典

子どもの本・翻訳の歩み研究会=編
柏書房

B5判・上製 本文400頁+カラー16頁 本体価格 8,500円
2002年4月刊行 ISBN4-7601-2189-7


おばあさんもお母さんも、みんな『ハイジ』に涙した





〔内容〕
明治期以来、日本の子どもたちに読み継がれてきた翻訳児童文学を、時代の流れに沿って通観した大事典。国際子ども図書館開館記念展での貴重な研究成果を土台に、時代解説、作品解説(数962点)、テーマ別コラム、紙上シンポジウム等を盛り込み、また、280点以上におよぶ書影等を掲載しました。さらに、カラー口絵には60点以上の美しい表紙、挿絵等を紹介。専門家のみならず一般読者も十二分に楽しめる内容です。データ集、関連施設紹介、年表、索引機能も充実しています。

推薦します
天沢退二郎(明治学院大学教授)……………………「翻訳」なる行為の……重要な鍵がひそんでいるのである。
脇  明子(ノートルダム清心女子大学教授)……日本の誇る伝統文化ではないかという気がしている。
小森 陽一(東京大学教授)…………………………グリムだってアンデルセンだって日本人の私の方がよく知っていた。