先の当面存続請願を、全会一致で可決したにもかかわらず、自民・公明は児童文学館廃止案へと、なぜか急に方針を転換しました。
 その理由に関しては、おそらく党の上層部から、(今後自民党の顔になってもらう)橋下に逆らうなとの指示があったのだと、ひこは勝手に推測しておりますが、真実は闇の中です。
 とはいえ、署名、パブリックコメント、請願と、どれもが、知事の打ち出した廃止への反対を強く表明や決定したにもかかわらず廃止に向かうのは、異様な事態です。
 知事は、何かというと、自分は府民から選ばれたことを強調しますが、個々の事案に関して府民は、すべて知事を支持したわけではありません。彼の論理からすれば、知事に選んだ限り、我々は彼の意向に逆らえないこととなります。
 知事がなぜこうも児童文学館廃止に力を注ぐのかの理由はいくつか考えられますが、大きなものは、児童文学館が一番、彼の意向に反対する支持を集めたからでしょう。それをねじ伏せることは、彼の権力を示す良い方法なのです。
 こうした理不尽を通す姿勢を見ていると、知事が「独裁」への欲望を抱いた人物であるように、ひこには思えます。不況であえぐ時代に、府民や国民が表面的には喝采するパフォーマンスを繰り返し、権力を握っていく人物に。
 そうした人物は、過去の歴史にもいました。ですから、児童文学館問題を離れても、この人物の今後の動きを、ひこは注視していきます。そうではないことを願いつつ。

 しかし、知事がどうあれ、一度党の府議会議員の統一見解として、存続を決めたものを、こうも簡単に変える府議会議員姿勢は、政治への不信を子どもたちにも、いっそう助長するものでしかありません。

 そこで、今一度、各議員が存続へと動くための励ましのサポートとして、メールを送ってくださいませんか? 自民・公明の議員だって、したくないことをさせられていると思いますので。
 宮本大人さんが、書かれた、以下のものが、とても参考になると思います。
 よろしくお願いします。(ひこ・田中)

           
         
         
         
         
         
         
    


児童文学館廃止案について、大阪府議のみなさんにメールを出しました。
(宮本大人)